12th SET にお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
今川先生には構音の基本と評価法に関して、山城先生、大倉先生、岸先生にはそれぞれの評価法の実際や問題点を示して頂きました。去川先生には外舌筋の温存状況ごとの再建のコンセプトを解説していただきました。 現状の評価には、構音のポテンシャルの評価とQOLの評価が必ずしも一致しない、より詳細な評価は手間を要する、評価の結果を手術に結びつけにくい、などの問題点がありました。 より簡便な方法でポテンシャルの評価(欠損機能の評価)をおこない、それをリハビリ方法(代償機能の獲得)や再建方法(残存機能の活用)に結び付け、その結果がOQLに繋がるとよいのではないでしょうか。 このテーマは今後も追求したいと思います!よろしくお願いいたします。
12th SET
今回のテーマは、舌癌術後のspeechです。SETの最初のSなのに、患者にとって大切な機能なのに、今まで扱ってきませんでした。 Speechのメカニズム、術後の代償機能、リハビリの方法、難しくてよく分かりません。さらにそれを手術に還元するとなると、お手上げです。しかし、私たちはSETです。この難解なテーマに正面から挑もうではありませんか。はじめはSTの先生から外科医まで幅広いメンバーで、入門編と現状の問題点などを考えたいと思います。 (駒込病院形成外科 寺尾 保信)
12th SET 術後のSpeechを考える
2016年 12月 17日(土) 15:00 -
品川シーズンテラス 22階 Medtronic オフィス
参加費 2,000円
12th SETならびにafter SETへの参加希望は下記メールまで。
set-office@jikei.ac.jp